保険の種類


 保険の種類は、いやと言うほど数多く分類されますが、代表的なものだけ挙げましょう。ここからは、ちょっと頭痛くなってきますが、基本のツボを抑えれば大丈夫です!
 保険の大きな分類として、生命保険および損害保険に分けることができますが、さらに各々が細かく分類されて色々な保険の種類が存在します。それではそれぞれの保険の種類について確認していきましょう。

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1.生命保険の種類
 生命保険がとても複雑に見えるのは、色々な機能を持った保険が組み合わせられた保険商品となっていることが多いからです。
 生命保険の基礎として「生命保険」=「主契約」+「特約」で成り立っていることに注目です。主契約とは生命保険のベースとなる部分で、主契約のみで保険契約ができます。「特約」とは主契約にオプション的に付加することで、保障内容をより充実させようという目的の部分。特約のみでの契約はできず、また複数の特約を主契約に付加することができます。

 現在ある生命保険の主契約の部分の代表を分類してみます。それぞれの生命保険(主契約)の種類の詳細は、生命保険(主契約)の種類を参照。生命保険の基本は、定期保険終身保険養老保険の3つです。とりあえずは、この3つだけ知っていればok。

1)生命保険の主契約の分類
・定期保険
・終身保険
・養老保険
・医療保険
・ガン保険
・三大疾病保障保険
・収入保障保険
・変額保険
・個人年金保険

 特約のほうは、各生保会社で数限りない特約が用意されています。基本的には、主契約では保障できない部分を特約で補填するという使い方です。その機能から分類すると大体以下の通り。特約の種類の詳細は、特約とは?を参照。

2)特約の分類                        代表
・一定期間の死亡保障を増やす特約       ⇒ 定期保険特約
・入院・通院・怪我・病気・手術に備える特約   ⇒ 各種入院特約・成人病特約
・不慮の事故による死亡に備える特約      ⇒ 災害割増特約
・リビング・ニーズ特約


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 頭痛くなってきましたか?・・・ハイ、私も頭痛いです。もう少しがんばりましょう。この分類を全部知る必要はないと思います。主契約については、基本は終身保険、定期保険、養老保険の3つ。まずはこれらの違いを知りましょう。

 そして、特約については、例を見ると分かりやすいです。例えば、定期保険付終身保険というのを聞いたことがある方もいると思いますが、これは実は定期保険特約が付加された終身保険のこと。定期保険特約による保障期間の間は、死亡保障が手厚くなり、特約期間が終わると終身保険による保障のみとなり保障が低くなるタイプの保険。



定期保険特約部分
 

終身保険部分

契←----------→払込
約  特約期間   満了


 この定期保険付終身保険というのは、生命保険の中でもメジャーな保険契約です。終身保険の場合、保障が一生涯続き必ず保険金が支払われるため、同じ額の死亡保障を求めると定期保険より随分保険料が高くなります。
 例えば、死亡保障がもっとも必要なのは、お子さんが小さな間でしょうが、この時に必要保障額を終身保険で全てカバーしよういうのは、保険料負担に少々無理なものがあります。だから終身保険での保障に足りない部分を定期保険特約で補い、子供が小さな間だけは死亡保障を厚くして安心を勝ち取ろうというためのものです。



2.損害保険の種類

 損害保険もあらゆるリスクに対応するために、新しい保険がたくさん登場しています。全て紹介するのは無理ですので、わたしたち個人の多くが、日常必要であろうものを分類します。

1)自動車保険
1.自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
※自賠責保険は全てのドライバーが加入しなければならない強制保険。

2.任意保険
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・搭乗者傷害保険
・自損事故保険
・無保険車傷害保険
・車両保険
・人身傷害補償保険
※任意保険は、実際にはそれらの組み合わせ方でセットとして加入することもあり、SAP(自家用自動車総合保険)、PAP(自動車総合保険)、BAP(一般自動車保険)と分類されます。あまり耳にしないとは思いますが。

3.自動車保険の特約
・人身傷害補償特約 
・他車運転危険担保特約 
・ファミリーバイク特約 
・車両新価保険特約 
・代車費用担保特約 
・等級プロテクト特約

 詳細については、自動車保険の種類を参照。


2)火災保険
・住宅火災保険
・住宅総合保険
・長期総合保険
・団地保険
・地震保険


3)傷害保険
・普通傷害保険
・家族傷害保険
・交通事故傷害保険
・国内旅行傷害保険
・海外旅行傷害保険
・ゴルファー保険
・新積立女性保険
・健康生活積立傷害保険
・つり保険
・自転車総合保険
・所得補償保険
・学生総合保険
・こども総合保険


4)新種保険
・動産総合保険
・個人賠償責任保険
・身元信用保険
・盗難保険
・介護費用保険
・医療費用保険


 損害保険は、新種保険を中心に新しい保険が他にもたくさん存在します。しかし一般的には、わたしたちに身近で必要な保険は、自動車保険と火災保険、傷害保険の一部(趣味に関するものなど)と介護・医療に関する新種保険の一部でしょう。
 損害保険(火災保険、普通傷害保険など)については、わたくしまだ勉強不足です(- -;。勉強して語れる知識が付いたら、いつの日かお披露目したいと思います。

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2.保険用語集・これだけは抑えよう
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4.保険の種類
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