自転車の保険任意を知ろう!保険料はどの位?

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入学シーズン直前、近所の自転車販売店では、新品の通学用自転車を購入される親子の姿がよく見られます。春ですねー。
以前、「TSマーク」について書きましたが、
自転車保険のTSマークを知っていますか? | 保険見直し入門
今回はTSマーク以外の、自転車の任意保険について書きたいと思います。

1.賠償責任補償は3億円!日常生活での事故も補償!

自転車保険は主に、「相手に怪我を負わせてしまった」「事故により相手の物に損害を与えてしまった」時の賠償事故に対する補償、
もうひとつは、自分や家族が自転車事故等で怪我や死亡、入院・手術・通院した時の補償、の2つです。
また、自転車事故による個人賠償責任や、保険会社による示談交渉サービスもついています。
賠償事故に対する補償は、保険によっては最高3億~1億円出る商品もあります。

自転車保険の中には、自転車同士での事故、自転車と車の事故、自転車と歩行者との事故以外にも、下記のようなことが起こった時も補償をしてくれる任意保険もあります。

■公園で遊んでいた時に、他の子どもにボールが当たって怪我をさせてしまった
■買い物中に展示物を誤って落として破損し、弁償することになった
■マンションの水漏れに気付かず、階下の部屋が水浸しになってしまった
■飼い犬が近所の人に噛み付き、怪我をさせてしまった

自転車の保険だから自転車に乗っている時だけ補償、というわけではなく、実は様々な補償をしてくれるのです。

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2.自転車の任意保険には「本人プラン」「家族プラン」と様々なプランがある!

自転車保険は、補償の対象が以下のように選べます。
■「本人タイプ」・・・個人を補償の対象
■「家族タイプ」・・・家族全員を補償の対象
■「夫婦タイプ」・・・本人と配偶者が補償の対象
■「配偶者対象外タイプ」・・・例えば、母と子のみ、自分と親のみなどが補償の対象

例えば、自転車に乗っている本人のみに保険をかけたいのならば「本人タイプ」
父親は車だけど、母親と子どものみが自転車に乗っているのなら「配偶者対象外タイプ」
家族全員が自転車に乗っている世帯なら「家族プラン」と、プランが選べるようになっています。
保険料は本人タイプが一番安く、次に夫婦タイプ、配偶者対象外タイプ、一番高いのが家族タイプとなっています。

3.気になる保険金と保険料は?コンビニやネットで申し込める保険も!

自転車任意保険の保険金と保険料は、「本人タイプ」か「家族タイプ」か、補償内容などで保険金と保険料が違っています。

例えば、三井住友海上の自転車保険の場合、Aコース、Bコース、Cコースとあり、どのコースも日常生活賠償金が最高3億円、示談交渉サービス付きですが、
死亡保険金はAコースは1,000万円、Bコースは700万円、Cコースは500万円、
入院保険金(1日あたり)はAコースが15,000円、Bコースが10,000円、Cコースは5,000円と、コースによって違っています。
Aコースは最小限の補償だけのコースで、Cコースは手厚い補償をしてくれるコースなんですね。

また保険料も、本人型Aコースは年間15,580円、本人型Cコースは年間8,820円
家族型Aコースは年間31,810円、家族型Cコースは年間16,740円と、補償対象と補償内容によって保険料にバラつきがあります。

本人型で最小限の補償にしたいのなら本人型Cコース、家族全員対象にして、手厚く補償をしてほしいのなら、家族型Aコース、といろんな組みあわせが出来ますよね。

三井住友海上の自転車保険(プレミアム) | コンビニ払・カード払・口座振替引落

次に、自転車保険の申込み方法ですが、各社様々な方法になっています。

三井住友海上の自転車向け保険は、ネット申込みか郵送申込みか選べて、保険料の支払い方法は、コンビニ払いか口座振替、またはクレジットカード払いから選択できます。
三井住友海上の2つの自転車保険(賠償3億円) | ネットde保険@さいくる

東京海上日動の「eサイクル保険」は、ネットで申込み→クレジットカードかコンビニで保険料をお支払いします。
自転車保険|東京海上日動|eサイクル保険

au損保の「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」は、ネットで申込みして、保険料の支払いは、クレジットカード払いかコンビニ払い、または月々の「au」の料金と合算して支払う「auかんたん決済」でも支払うことができます。
自転車保険|自転車向け保険「Bycle・Bycle Best」|au損保

いかがでしたか?
任意の自転車保険も、手厚く補償してくれるのですね。通学や通勤で毎日自転車を使用される方は、自転車任意保険の加入をオススメします。

自転車のTSマークの記事でも触れましたが、自転車に乗っていた当時小学生が、歩行中の女性にぶつかり女性が死亡、その後高額の損害賠償を請求されたこともあります。

自転車も道路交通法上では「軽車両」扱いとなり、法律違反を起こすと刑事上・民事上の責任が問われます。

自転車も自動車と同じ、自転車の運転マナーを守って安全に運転して下さいね!

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